15日から6月議会です!

来週から6月議会が始まります。

4つの予算案と6つの条例案、その他の議案が3つです。
補正予算案は、なんと69事業(新規が40事業)で、こんな補正は見たことがないという声がしています。

留守家庭子ども会の待機児解消が、進みます。保護者から要望書や陳情が出されていました。
空き教室6か所(待機児約60人)は9月解説予定。プレハブ設置10か所(同 約85人)は、12月解説予定。
民間クラブの募集8か所(定員320人)1月開設予定です。これから夏休み対策や指導員確保が課題です。

災害対策では、土砂災害特別警戒区域外への移転経費の補助や区内の住宅補強改修への補助が始まります。
被災者の仮住居の補助が、来年1年間延長されます。ただ、災害前に借家だった人は、この夏で補助は終了します。
また、団地対策や空き屋対策が進みます。

その他、国の地域創生戦略にあわせた都市づくりについて、議論していくべき重いテーマもありますが、全体にどこからでてきたのかというこまごました事業が多いというのが、率直な感想ですね。

なぜ?と首をかしげる予算もあります。
高速五号線の二葉山トンネルに新たに避難口をつくるための土地買収費が、3億円あまり計上されました。
牛田東地区道路整備だといって、高速道路公社ではなく市の税金で行われます。
これまで計画もなく、突然の話に反対する会のみなさんも疑念を持っておられるとか。
トンネルを掘るための策の一つなのでしょうか?

また、ごみニティ事業も前途多難の事業の予感がします。
団地内の市道ごみステーションを廃止して、折り畳みのごみ箱などに代えてもらうというのです。
市道の占有がダメということなのです。国の指導もあるというのですが・・・。
中区には、団地がないので対象となる事例はないのでしょうが、
団地住民のみなさんは、こうした市からのいきなりのダメ出しは、どのように受け止められるでしょうか。


今日は、久々に五日市の3つの給食センターを見せてもらいました。


北センター。上からの見学で失礼します。

予算案に、五日市北給食センターの土地を地権者から買い取る2億円あまりが計上されました。
これまで、地権者と40年間の賃貸契約をかわしていましたが、平成25年にさらに20年間延長しました。
今回、地権者から買い取りの希望が出されたということから、買い取るということになったといいます。
相手より買い取りの希望があれば買い取るという契約の中身になっていました。

今、市は、五日市の3つの給食センターを廃止し12000食にして、建て替えや運営を市ではなくて、
民間事業者に行わせるという計画を進めています。
建設費相当24億円、運営費相当49億円合わせて、15年間で74億円の委託料を支払うというものです。
市の計画で、子どもたちのために本当になるのか、もっと広く議論していかなくてはなりません。


ボイラーも50年間更新していないなど施設の老朽化に、現場でご苦労されているのがよくわかりました。
どちらも、ドライ運用や専用室を設けたアレルギー対応など、努力されていました。
校数の多いセンターでは、12校を栄養士2人で対応しているので、全クラス回りきれないのが実態のようです。

子どもたちと直接触れ合うことができないセンターですが、子どもたちから手紙が来ていました。
調理員さんも励みになりますね。