文教委員会視察で北海道へ


高速五号線二葉山トンネルシンポ参加のため一日遅れて視察に合流しました。
千歳市の小中学校では、インターネットで教科の家庭学習ができるソフトを大学が開発し、活用しているというものです。
この大学は、公設民営だということですが、私立扱いで100万円以上の授業料だということです。

千歳空港は、軍民空港で航空自衛隊の基地があります。
すさまじい轟音をとどろかせて戦闘機が、飛び立っていきました。
嘉手納基地からの移駐を受け入れ、30億円以上の基地交付金が入るようですが、この騒音には、閉口しました。


翌日は、洞爺湖町で防災教育について説明を受けました。

15年前に噴火した有珠山を背に、洞爺湖の向こうには、羊蹄山が美しい姿を見せてくれました。

中学2年生が避難所体験学習を夏休みに行っているということでした。
実際、避難所で、小さな子どもたちの面倒を見たり、大人の手伝いをしたり、中学生が活躍をしたそうです。
防災意識を身に着け、自分たちで集団生活をどう運営するのか模擬体験をさせるものです。

「一人では生けていけない」「子どもたちそれぞれに出番を」
子どもたちの生きる力を育てるきっかけにもなるのかなと思いました。

30年に1度の噴火を繰り返す有珠山と共存するため、火山マイスターという防災と火山の知識を身に着けたボランティアを育成し、活動が行われていました。道や町が専門家と連携して、こうした人材を育成しているようです。

そういえは、「里山マイスター」「里海マイスター」北陸でも同じような取り組みがありました。
おもしろいですね。