元気をもらった!沖縄支援の旅。

この連休に、今年の春から計画していた沖縄へ行ってきました。
ヒロシマ女性の憲法9条の会」による基地建設抗議行動への激励ツアーです。

女性ばかりの総勢48名が、現地のみなさんと交流し、激励のタペストリーを手渡しました。

戦後「銃剣とブルドーザー」で米軍が、奪った基地。
泣く泣く南米などへ移民となり渡った悲劇も聞きました。
一等地に星条旗がはためいています。
新都心の開発で、基地がないほうが、雇用も経済効果も大きいことが示されています。

世界で一番危険な普天間基地オスプレイが駐機しています。

嘉手納基地は、道の駅の上から一望できます。

ガイドは、平和委員会の与儀さんです。
1944年生まれで、沖縄戦の時は8か月。2歳上の姉は行方不明になったままといいます。
母乳がでず、たくさんの乳児が餓死したと住民を巻き込んだ悲惨な沖縄戦を語られました。


ドキュメンタリー映画「標的の村」で広く知られました。

米軍の訓練場のある東村高江です。
建設予定のオスプレイのヘリパッド反対抗議行動のテントです。
「やんばるの森に自然破壊の訓練場はいらない」と子育て中の母親たちが頑張っています。

海兵隊の兵士が、沖縄の次に行くのは、紛争地・戦場です。


名護市辺野古大浦湾です。
工事船と警戒船が遠くに見えます。


米軍キャンプ・シュアブゲート前の抗議テントです。
(キャンプは、海兵隊の基地のこと。シュアブとは、沖縄戦で功績のあった米兵の名)

砂浜にテントがあったときは、名物の犬もいました。
陸から工事を始めているということで、この場所に構えて500日を超えたといいます。
「基地は、いらない」と掲げて座り込みに参加しました。


ゲート前での抗議のデモ。
ジュゴンを守れ、サンゴを守れ、基地はいらない、沖縄をかえせ!」

基地の中からは、全身黒ずくめの日本人が、こちらに向けてカメラをまわしています。
異様な光景です。

そうそう、TBS報道特集の金平キャスターやカメラマンの姿も見かけました。

海上からの抗議行動に参加していた田村貴昭衆議院議員が激励にかけつけ、一緒にパチリ!

名護市では、オール沖縄で翁長知事をささえる財界人の経営する「かりゆし」グループのホテルに泊まりました。
たくさんのシーサーが迎えてくれました。

激励するが目的でしたが、沖縄のたたかいのおおらかさと不屈さに、広島からの参加者が励まされた旅でした。