女性消防吏員の採用と仮眠室の改善を!〜決算特別委員会第3分科会消防上下水関係〜

「消防女子」
横浜を舞台に、お父さんにあこがれて消防吏員になった女性を主人公にした漫画です。


ところが、現実には、危険を伴う業務で女性が従事しているのは、消防吏員が一番低水準だといいます。

広島市消防局の女性消防吏員は、45名、3,7%。

国は、2025年までに5%をめざすといいます。
局もPRして応募者を増やして、採用していきたいと答えました。


今回の質問にあたって、江波出張所を見学しました。

車庫で説明を受けていたら、サイレンが鳴り救急出動指令がだされ、女性救急隊員が出動する現場に出くわしました。なんともかっこいいこと!

耐震化工事で建て替えている庁舎などから女性専用の仮眠室やトイレなどを整備しています。
全体では41%。そうしたところから、女性を配置しているようです。


さらに仮眠室の個室化に取り組んでいます。


平成2年に建て替えた庁舎は、個室になっていないということで、建て替えは先のことですから、工夫や改善を求めました。
若い消防吏員が現場では半数を超えていると聞きますが、自宅では当然個室でしょう。


人間の生体リズムを無視した24時間勤務を強いられる過酷な職場です。
しかし、労働基準法の適用が制限されています。


別の議員への答弁で、局長が、若い人たちがなりたいと思える消防の職場にしていきたいとこたえていました。
ぜひ、そうあってほしいと思います。