怒り心頭!!

今朝のしんぶん赤旗を呼んで、腰が抜けました。

政治とお金の問題で、不正を許さず、自らも清廉潔白を貫いてきたわが党の地方議員の一人が、こともあろうに不正に手を染めていたなんて!

また、最初の記者会見で、府委員会も本人の言い分をうのみにしてきちんと調べていなかったことも恥の上塗りです。


怒りがおさまりません!



政務活動費自筆領収書問題
朽原党大阪府議が辞職
私的流用認める 自筆分全額返還




(写真)謝罪する朽原氏(中央)=26日、大阪市
 日本共産党の朽原亮(くちはら・まこと)大阪府議が政務活動費として支出した領収書のなかに「自筆領収書」があった問題で、朽原府議日本共産党大阪府委員会の柳利昭副委員長、宮原威府議団長は26日、府政記者クラブで会見し、朽原府議が領収書を実際の額より上乗せして作成し、私的に流用していたことを明らかにしました。同府議は同日付で議長あてに辞職願を提出し、「自筆領収書」分(2011年度から5年間)の全額を返還すると表明しました。
 問題の領収書は朽原府議が「府政ニュース印刷代」と「書籍代」として党東大阪地区委員会と地区委員会内の「あづま書房」に支払ったとされるもので、朽原府議は当初、金額の上乗せや他に流用はしていないとしていました。しかし、その後の党府委員会の調査で確認できた11年からの5年間、自筆の領収書で交付された政務活動費287万7048円に対し、実際に地区委員会に支払ったのは66万円だったことが判明。印刷代での差額220万8525円を家計の出費に流用していました。朽原氏は「家庭の特別な事情による家計のやりくりに困っていた」と説明しています。
 朽原氏は会見で「府民、国民の皆様に心からおわび申しあげます。申し訳ありません」と頭を下げて謝罪しました。
 柳副委員長はこの問題での16日付コメントで「領収書の記入によって、金額を上乗せしたり、他に流用した事実はない」としていた点について、党府委員会として、すぐに調査を始め、「中央委員会からも、さらに詳しく調査し、報告するよう求められた」とのべ、調査の結果、誤りであることが明らかになったとして、同コメントを「おわびして撤回します」と表明しました。
 また、府議会議員への指導・監督責任がある大阪府委員会として議員の生活を日常的に把握し、必要な指導と援助を行う点で不十分さがあったとし、二度とこうした事態を生み出さないよう「政治とカネ」についていっそう厳格な態度を貫くと述べました。
重大な責任を痛感 府民のみなさんにお詫び
大阪府委の声明
 日本共産党大阪府常任委員会は26日、朽原亮大阪府議の議員辞職について声明を発表しました。声明全文は次のとおり。

 日本共産党の朽原亮大阪府議会議員は26日、議員辞職願を府議会議長あてに届けました。
 朽原府議は、確認できたこの5年間、「府政ニュース印刷代」「書籍代」を東大阪地区委員会に支出したとして、あわせて総額287万7048円にのぼる金額を領収書に自筆し、「政務活動費」からの交付を得ていました。
 しかし、府常任委員会の調査のなかで、実際に東大阪地区委員会に支払われた額より「上乗せ」した金額を自筆で書き込んでいた事実が判明しました。その差額は5年間で220万8525円にのぼり、朽原府議はこれを家計にかかわる出費に流用していました。
 これは党府会議員としてあるまじきことです。
 朽原府議は、その非を認めており、議員辞職するとともに、「自筆領収書」の総額を全額、府に返還することを表明しています。
 わが党所属議員がこうした問題を生んだことについて、日本共産党大阪府常任委員会としての重大な責任を痛感し、府民のみなさんに心からお詫(わ)びします。政務活動費について、こうした事態を二度と生み出させないことをはじめ、襟をただし、「政治とカネ」問題についていっそう厳格な態度をつらぬくものです。