市議会建設設委員会の視察報告

11月、経緯設委員会視察で北海道と東京に行ってきました。

どうしてもFBにアップするとブログがおろそかになります。


札幌市内を走る電車が歩道沿いを走ってきます。
ループ化を進めるため、新たに軌道を敷き、電停を歩道に設置しました。
バスに乗る感覚で利用します。
他都市でも、こうしたやり方はあるようですが、私は見るのも聞くのも初めてで新鮮な驚きがありました。


まちづくり株式会社による歩道への店舗の設置の取り組みです。
にぎわいを生み出そうと6つの商店街が中心となって、まちづくり会社を設立しました。
行政からの助成はありませんが、市がバックアップしているという印象でした。
最近、「エリアマネ―ジメント」という新しい考え方が、はやっていますが、公共の責任があいまいになる心配があります。


札幌からスーパーカムイに乗り旭川へ。
一面の雪景色でした。北海道でも雪が多い地方だそうです。


旭山動物園でカバくんとご対面です。
キリン園舎と合わせて、8億円の整備費がかかったとのこと。
大量の水が必要で、巨大な水槽にカバくんはもぐってご満悦でした。
広島でもカバくんのいる動物園にしたいというのは、党派を超えた願いです。


最後は、東京池袋です。
「建設費がかからなかった区庁舎」として名をはせた豊島区役所です。
建設費がかからなかったといっても税金は投入されています。

市有地と民有地を再開発して、50階を超える再開発ビルを建てました。
市の持ち分と130億円の保留床を買い、10階までが区役所庁舎です。
また、再開発への補助金100億円を国と区が支出しています。

修繕や将来の建て替えの問題など、疑問が一杯湧きました。


再開発のスキームです。
上層は、マンションです。7000万以上の価格で、今も値上がりしているとのことです。
この再開発の参加組合員になった住宅デベロッパーの建設するマンションシリーズは、ずいぶん価値があがったということです。