再稼働中の伊方原発へ


11月、四国電力伊方原発のある愛媛県佐田岬半島へ行ってきました。
みかんの段々畑と海に囲まれた美しい半島です。


私は、伊方原発運転中止をもとめる裁判の原告でもあります。


伊方原発は、今年の8月、鹿児島県川内原発に次いで、再稼働しました。
狭い敷地にひしめくように建屋が並んでいます。
半島の付け根にあるため、岬の先の住民は、海に避難しなくてはなりません。
また、直前に新たな活断層の存在が、学会に報告されています。


福島原発事故の賠償や廃炉費用が20兆円を超えるという報道がありました。
これらは、電力料金として消費者に跳ね返ってくるものです。
原発が安いなんて到底言えません。


2年余り、原発がなくても電力は足りました。
再生可能エネルギーへ転換すべきです。
世界は、大きくそうした方向へ動き出しています。



さて、夜は、道後温泉に宿泊し、翌日内子の家並み保存地区を散策して、帰広しました。

宿の中に、狂言の「棒しばり」の人形が、飾ってありました。
能舞台のあるお宿でした。