議会の常任委員会が開かれました。

今日は、閉会中の常任委員会が開かれました。

建設委員会では、二つの報告がありました。
一つは、28日に開催される「世界遺産を望む眺望景観のあり方」という景観シンポジウムの紹介です。
二つは、事務所への駐輪場付置義務の拡大と駐車場の緩和について、それぞれの協議会報告がありました。

市は、世界遺産20周年を機に、原爆ドームの南北の高さ制限を条例で定めることを検討しています。
これについては、もちろん大賛成です!
しかし、素直に喜べないのが率直な受け止めです。

この間、景観行政が、観光行政がすすめてきたかき船移設を容認する姿勢であることです。
元安川は、原爆ドーム平和記念公園があるコアな地域として最も景観に配慮すべき「A地区」です。
今回高さの制限を行おうというのは、バッフアーゾーンの一部である「B地区」です。
イコモス国内委員会に懸念を表明され、カキ船撤去の市民の声もでているA地区の問題をそのままにしておいて、眺望景観のあり方を市民にどのように問うのでしょうか。