2月議会を終え、人事委員会へ申し入れ!

2月議会を終えて、人事委員会に長時間残業の是正に向けて、勧告するよう申し入れを行いました。



私も17日の総括質問で長時間残業問題をとりあげました。


昨年末、女性職員の過労自殺問題が明らかになり、総括質問をおこなった10人中7人がこの問題や長時間残業を質問しました。過労自殺が社会問題となっていることもあり、大きな関心を集めたと思われます。

質疑の中で、女子職員は、亡くなる前の10か月に7か月も月100時間を超える残業をおこなっていたことも明らかになりました。

また、月80時間以上残業し、産業医の面談を受けていた職員は、昨年386人。
そのうち、15名が新入職員でした。
年間1000時間を超える残業をしていた職員は、41人。最長1715時間でした。


長時間残業をなくすために、残業する風土や管理職の意識改革をおこなうと答えましたが、職員や管理職の意識に問題があるのでしょうか。また、業務の平準化や応援体制をつくるといいますが、残業の分かち合いも限界があります。

行革計画の人員削減も見直しも視野に入れるといいます。
この20年間に3割の職員削減が行われました。
仕事が増えているのに、職員を減らすというのでは、長時間残業を減らすことはできません。
やはり、必要な業務に人員を配置することです。
そのためには、人員削減の行革計画は中止しかありません。

37年ぶりに定数10名増やした滋賀県庁を見習うべきです。