リニューアルオープンした平和記念資料館東館を見学しました。

今年4月リニューアルオープンした資料館東館をぜひ見学しようとお願いして、今日実現しました。
志賀館長に直接案内していただきました。
2010年「広島平和記念資料館展示整備等基本計画」を策定し、今、老朽化による更新にあわせて展示内容もリニューアルする整備がおこなわれています。
本館は、予定では来年7月がオープンとなっています。
3階は「導入展示」「核兵器の危険性」2階は「広島の歩み」をテーマとし、本館に「被爆の実相」の展示し、中心的な役割を持たせるということでした。

人出が少ないであろうと朝9時からのスタートにしましたが、どんどん来場者でいっぱいになりました。
今日は半数以上が外国人の方でした。修学旅行の生徒も団体で入ってきました。
昨年170万人を超える来場者がありましたが、今年はすでに3割増しの入場者数で更新するだろうとのことでした。

エスカレーターを上がり、戦前の広島を観ながら進むとケリー元国務長官が印象に残ったというコンピューターグラフィックを駆使した原爆投下の前後を示したホワイトパノラマ模型がありました。
その先に手で直接、産業奨励館や原爆ドームのレプリカを触れるコーナーがありました。
リトルボーイ」「フアットマン」もあります。

大型の情報検索装置がありました。
タッチすると核兵器の計画や広島の当時の状況などの説明文を見ることができます。


2階から1階を望む場所です。

説明の中で、被爆者の証言や絵のデジタル化や多言語化の苦労話もおききしました。
今後、大学との連携など学術面を強化していきたいと抱負を語られました。

みなさん、丁寧な説明、ありがとうございました。