国連核兵器禁止条約制定会議が始まります。


いよいよ、被爆地の悲願核兵器禁止条約制定の会議が、国連で始まります。
それに先立ち、NGOなど非政府組織によるスピーチが行われたようです。

新日本婦人の会の笠井会長もスピーチをしたとFB友達がアップしていました。
(ちなみに、松井市長もその隣に着席されていましたので、やられたのでしょうか)


昨夜は、団体の違いを超えた共同の取り組みが行われ、参加しました。
国連での会議の成功を願うキャンドルでのアピール行動です。

ヒバクシャの訴えや若者たちの決意表明に力をもらい、原爆小頭症の会のメッセージに胸が熱くなりました。


それにしても、テレビをみれば、アメリカや中国などの超大国=核保有国が世界を牛耳っているような印象を持ちます。

しかし、禁止条約をめぐるこの間の流れをみると、市民社会核兵器をもたない有志国の取り組みが、世界を動かしていることを実感します。

紆余曲折はあるでしょうが、野蛮な国は、いずれ消えていくのは、世界の流れでもあります。


ツイッターでデープ・スペンサーさんが、「凶暴罪」と批判していました。
(写真は、広島在住詩人のアーサービナードさんです。
 共謀罪反対の行動に飛び入りで参加されました)

昨日の徹夜国会での共謀罪の強行は、ひどいですね。
委員会の裁決をすっとばし、特別報告という奇策で参院本会議での採決に突入しました。


結局、何を計画し、どのように行動したら処罰されるのかあいまいなままでした。
捜査機関の判断にゆだねられる部分が大きいということです。

犯罪が行われる前に処罰するのですから、何を考えているのか市民を広く監視することになります。

テロ対策もほとんどない、国際条約批准に必要でもないのに、嘘でごまかす政府の姿勢は異常です。


また、日本は、国連の人権理事国でありながら、共謀罪に対する特別報告者からの懸念に耳を貸さない問答無用の態度です。国の内外からの批判を無視するというのは、いつか来た戦争への道ではないでしょうか。