五日市の給食施設を見学しました。

この4月から五日市地区18校の給食が、民設民営のアグリフーズ広島によって提供されています。
ところが、この間さまざまなトラブルが起きていると報道されました。
私たちのところにも冷凍パンについての苦情が寄せられました。

そこで、昨日施設の見学と試食をさせてもらいました。
会社の取締役さんから説明を受けましたが、最新鋭の素晴らしい施設です。

市の健康教育課の分室が設置され、食品管理の専門員と
学校との兼務で、3人の栄養教諭が配置されているということになっています。
栄養教諭の先生から、小学校での給食風景の説明もしていただきました。
高学年からうどんとカレーがあたたかいという感想もあったといいます。


市によると、冷凍パンは熊本の業者から仕入れているといいます。
というのも、新しい施設でご飯も炊くため、パンとご飯を納品していたパン業者が撤退したためです。

専門員さんによると自然から冷蔵解凍に代えて、苦情がなくなったと説明されました。
確かに試食して、味が大きく落ちるというものではありませんでした。
しかし、これまでのパン業者が納入していたパンのほうがおいしいと感じたのは、わたしだけでしょうか。


施設の入り口には、広島県産野菜の提供先が紹介されていました。
よりよい給食を提供する新しい給食事業だと宣伝してきたのに、パンはこのまま、冷凍製品ではお粗末ではないでしょうか。