自民党熊本憲三議員、政務活動費詐欺容疑で書類送検!

 きのう、安芸区選出の熊本憲三議員(自民党)が、詐欺容疑で書類送検されたとの報道をうけて、
急きょ今日、各派幹事長会議が開かれ、熊本議員から聴取が行われました。


 昨年3月、2011年度の政務活動費を不正に取得したという疑いで市民から警察へ告発されていました。
自分の事務所で女性事務員を雇用したように装い、給料を支払ったとするうその領収書を作成し、政務活動費を不正に取得したというものです。

広島県警によると数年間で約三百数十万円にもぼるそうです。
なんと、びっくりです。

これをうけて、昨日、市議団としてあらためて3度目の疑惑解明の申し入れを議長に行いました。

 

今日の会議を傍聴しましたが、熊本議員は「コメントできない」を繰り返すばかりです。

 

冒頭、迷惑をかけていることについてお詫びの言葉がありました。
 
しかし、「政務活動費の不正請求はおこなっていない」と説明しつつ、ウソの領収書を作成したとされる具体的な事実の確認について問われると刑事事件にかかわることだからと一切の説明を拒否しました。

具体的な事一つひとつがすべて自分に不利になると認めたことであり、疑惑が深まるばかりです。

また、書類送検は、手続きの一つで大騒ぎするほどのものではないと開き直っていました。


 そもそも、議員には、不正を働いたという疑惑について有権者に対して、説明する道義的・政治的な責任があります。幹事長会議での質疑とはいえ、説明を一切拒否するというのでは政治家としての責任を果たしているといえません。

不正をしていないなら、きちんと説明すべきではありませんか!