本日、9月議会が閉会しました!(厚生委員会質疑①い高齢者ポイント事業)

昨日の厚生委員会で高齢者いきいき活動ポイント事業について質疑しました。

この9月から高齢者いきいきポイント事業が始まりました。
高齢者公共交通費助成額の半減は納得できませんが、高齢者が社会貢献活動や健康づくりに参加して、ささやかな報奨金を受け取ることを反対するものではありません。


今、70歳以上の高齢者は集まるとこの話になるようです。
すでに、30ポイントを超えて、年内にも70ポイントに達するだろうと報奨金を楽しみにしているという人がおられました。
市からの振り込み時期について、要望が届きましたので、委員会で聞きました。



というのも、早く上限に達して、年内に市へ送り返しても、市から振り込まれるのは、来年10月以降になるというのです。ポイントを貯めていた高齢者が亡くなった場合、遺族は報奨金を受け取れませんし、高齢のためいつどのようになるかわからないのだから早く支給してほしいという要望ももっともです。



高齢者公共交通利用助成事業では、6000円の上限額に達したら、3か月後には振り込まれていました。
なぜ、ポイント事業も同じように早くできないのかと聞きました。


これに対して高齢福祉課の回答です。

まず、高齢者公共交通利用助成は、パスピー利用の場合、利用者に先払いをしてもらわなくてはならないので、早期に振り込むようにしているといいます。



そして、ポイント事業で同じようにできない理由として、つぎのようなことをあげました。


ポイント事業は、1年間を通して取り組んでもらう事業だから、早期の支給を考えていないというものです。


また、これが一番の理由でしょうが、事務の煩雑さをあげました。

高齢者公共交通事業助成とポイント利用の状況を突き合せなくてはならないというのです。

交通費助成と併用の場合、ポイント事業の上限は70ポイントです。
途中で、交通費助成をやめてポイントを100ポイントに変更するのも認めています。
その場合、ポイント事業に報奨金が払われていないか確認する手間などが生じるからといいます。


ポイント事業に限ったことではないでしょう。交通費助成をやめて、100ポイントに変更する場合も、パスピーなど交通費助成を利用していないことを確認するのでしょうから、すでにひと手間かかります。
どちらにしても、二つの違う事業をリンクさせているので、煩雑にならざるをえません。
(別々にすれば問題は生じないと思います)


委員会では細かいやり取りは分かりにくいので、どうすれば、早期に報奨金が受け取れるように事務を改善できるか、行政マンなら知恵をだしてほしいともとめました。


10カ月も先になれば、忘れたころに振り込まれていたというのでは、報奨金の効果も半減する、活動してポイントをため報奨金が励みになるよう改善を検討してほしいともとめました。


それに対しては、事業を検証するときに検討するという答弁でした。