昨日は、広島市衛生研究所訪問。放射能測定器を見る。


3年間の耐震改修工事のためプレハブの研究室などもある中、無理をいって受け入れていただき、私たちの訪問を歓迎していただきました。
最初に、衛生研究所の沿革をわかりやすく説明していただきました。

お目当てのゲルマニウム半導体式の放射能測定器。
汚染された牛肉が市内に出回った際、整備が間に合わず測定できなかったと残念がっておられました。
検査はできる体制にあるが、持ち込みの検査は、来年4月から有料(1検体2万円以上)で予定しているとのことです。
一方、大気中の放射能の測定は、行われています。チェルノブイリの事故の時は、いち早く観測し話題になったということです。

ダイオキシンの検査を定点で行っているということです。

大気汚染の検査もおこなっています。
ここでの調査が発端となって、ガソリン中のある有害物質をなくした実績もあるということでした。

食中毒や病気の原因になる細菌やウイルスなどを遺伝子レベルで検査する機器もありました。
感染症の情報は、マスコミや他の自治体から注目されているといいます。

わたしたちの生活環境や食品の安全性を守るために、地道な努力がなされていることを実感させてもらいました。