政務調査費を政務活動費に?
使途の拡大を批判 政調費「理解得られない」
しんぶん赤旗
日本共産党の山下芳生議員は28日の参院総務委員会で、地方自治法改定案(29日成立)が政務調査費の使途を広げることに対して、「住民の納得と理解が得られない」と批判しました。
改定案では、「政務調査費」を「政務活動費」とし、その使途を拡大します。
山下氏は、政務調査費をめぐり市民オンブズマンの調査で住民監査請求の勧告まで行われたのは84件9億4910万円、住民訴訟は70件超でうち47件が支出を違法とされたことを示しました。
川端達夫総務相は「説明責任の徹底、情報公開による透明性の向上を図っていくことが重要」と答弁。
山下氏は、合理的な説明もないまま突然、民、自、公、生活4党の修正で使途を広げたことを批判しました。
いつも政務調査費について、使途は、妥当かなど神経を使います。
控室で、事務局用に議会中継を見るための2台めの小さなテレビを購入していました。
7月に部屋の模様替えをして不必要になりました。政務調査費で購入していたので、返還しました。
市民にわかりやすく透明性をとの流れに反する「改正」です、。