「21世紀第3の転換期のなかの自治体」二宮厚美先生


第一の転換期は、小泉政権の土建国家利益誘導型政治からの脱却と新自由主義的政治へ
第二は、政権交代での「国民の生活が第一」という脱構造改革
そして、第三の転換期は・・・。
総選挙で問われたことは、新自由主義的政治への回帰をすすめた二大政党の破綻だった。(民主党に負けた前回の総選挙より、今回大勝したのに、自民党は票を減らした)
しかし、脱新自由主義の民意と維新,みんなの躍進という投票行動のねじれが生まれているのは、日本の7不思議と語られた。
参議院選挙後の日本は、3年間選挙なく、最も憲法が危うくなる可能性あり、
社会保障,自治体の新自由主義的変質とたたかいが続く。
とり返しのつかない、後世に問われる歴史的選挙になるだろう。
東京都知事選のような勢力の結集がカギと・・・。
過去最低の政治家橋下批判など縦横に語られました。

三本の矢は景気回復という的を射ぬけるか?
金融緩和・・・的まで届かない(需要がないから、民間銀行に滞るだけ)
公共事業の拡大・・・的にあたって落ちる(建設業界だけ潤う)
規制緩和・・・的外れ (医療や保育などの市場化で、労働者はさらに待遇悪化)

なるほど!