政務活動費領収証のホームページ公開を!

議会改革検討委員会が、開かれました。
今後のスケジュールを確認した後、政務活動費領収証の議会ホームページ公開について、それぞれ検討した意見を出しあいました。

公開に賛成したのが、公明党共産党
反対が、自民党保守クラブ、立風会、市民クラブ。
「両論あった」「デメリットも調べたら」というのが、市政改革と市民連合

事務局によれば、事務量は一週間とのことです。
お金もかからず、この程度で活動費の透明生が高まるのなら、ぜひやるべきです。

反対の理由は、「会派に支給されているから」という意見がありました。
「会派」ならだめで「議員」なら公開するというのでしょうか?
意味がよくわかりません。

また、「取引を経費の安い業者に変えたことが、ばれてしまう」というのもありました。そんなことは内輪の話ですから、うまくやってくださいとしか言えません。


終わってから、3重にチェックがあるという意見が寄せられました。
「会派」「議会事務局」「顧問弁護士」のことのようです。
しかし、「会派」「議会事務局」がチェックするにも関わらず、兵庫の号泣議員の不正使用など後を断ちません。どうやらチェックは甘いと言えます。
「顧問弁護士」というのは、監査ではなく相談役です。
これもチェック機能を果たしていると言えません。


残念ながら、全国で政務活動費の不正が続いていますが、多くは市民からの告発で明るみになっています。
最近でも、
「議会報告を出していない不正請求」(堺市)
「住民アンケートをやったように架空の領収証を作る」(神戸市)
数百万から千万円を越える返還金を求められました。
裏金にしていたのではという疑惑もあるようです。
こんなことでは、政務活動費なんてやめてしまえと言われても仕方ありません。
議会活動に必要だから、市民に公開して透明性を高めて、胸を張って活動したいのです。
市民オンブスマンによれば、領収書をHP公開している函館市議会が、透明度第一位だそうです。
年々公開する議会も増えているとか。

今回の検討は、議会改革の前向きの流れです。
反対する皆さんは、公開しない理由を明確にしないと後ろ向きという批判を招きますよ!