9月議会が終わりました。

地元紙には、2018年4月から、平和公園の完全禁煙化する条例改正を議員提案で可決したことが、大きくとりあげられていました。

昨年県医師会から要望書も提出されていました。

受動喫煙防止の観点からも、広島平和記念公園を全面禁煙にする必要があると考えます。
 広島平和記念公園は、県外、海外からも多くの観光客が訪れる国際平和文化都市広島の象徴的な観光地です。同じ被爆地の長崎市は、道路、公園など屋外公共の場では、喫煙をしないよう条例で定め、平和公園周辺や人通りの多い商店街や観光地の市が指定する喫煙禁止区域では罰則過料が科せられています。われわれは国際平和文化都市・広島市の関係医療機関として、広島市が平和でタバコの煙のない環境づくりを進めていかれることを要望致します。」

以前、市も完全禁煙化をめざしましたが、アンケートの賛否が拮抗したということから、断念したという経過がありました。その後、たばこ販売業者が、喫煙所を設けました。
今後、業者と話し合って喫煙所の廃止に向けた協議が行われるものと思われます。



さて、私たちは、恵下ゴミ処分場の建設予定地の契約案件の議案に反対しました。

この議会には、この問題で、湯来町や戸山のみなさんや市民から、さまざまな6つの請願が出されました。具体的な要求は、現実とかみ合わないこともあります。
しかし、これだけの請願が出されたのも前代未聞です。
「地域の農業を起こしたい」「自然豊かな環境を守りたい」という願いをしっかり、受け止めるべきです。


そうした中、現在の玖谷処分場も5年分のゆとりを残しています。
県の出島の産廃処分場も5%しか利用がないと聞きます。
(それぞれ、住民との約束があるので、埋め立て期限を延長をもとめることはできません)
結局、想定していた規模の処分場はいらないということではないでしょうか。
せめて、巨大処分場計画は縮小して、ごみ減量化を進めるべきという判断です。

これまで、私たちも、恵下地域の合意が得られた問題と聞いた時点で、思考が止まっていました。
環境問題は、当該地域の問題とせず、広い視点をもって当たるべきと痛感しました。
行政にも同じことが、求められます。


さて、来年から実施しようとしている子ども医療費無料化制度に対して、市小児科医会から要望書が出されました。こうした懸念を踏まえて、見直しを求めるあらたな決議を提案しました。
結果は、賛成少数で否決ながら、賛同する議員が20名はいたと言います。


最後に、今回、副議長が辞職し、新たな副議長が選出され、次は、決算議会です。


長ーい1日の終わりは、夜食のお好み焼きでした。
おいしかった!