いよいよ、熊本議員、県警の事情聴収を受ける

安芸区選出の熊本議員が、県警から事情聴収をうけたもようです。


地元紙の朝刊にも載っていましたが、お昼のNHKローカルニュースでも報道されたようです。


実際は雇用してない女性へ、政務活動費から議員事務所の事務員の報酬として金銭が支払われたという容疑です。
昨年、市民からの告発もあり、捜査が行われていましたが、ようやく本人への聴収に至ったもようです。
容疑が固まったということでしょうか。
容疑が事実なら、政務活動費の不正受給ということで、詐欺罪が適用されると聞きました。



市民からの熊本議員の疑惑に対して告発が行われた直後、議長に、党市議団として政務活動費領収書の議会ホームページへの公開や議会として真相究明に乗り出すべきと申し入れも行いました。
その後、領収書ホームページへの公開は、昨年末に決まりました。
議長は、政務活動費の透明化につとめなくてはならないと地方自治法に明記されましたから、当然です。

毎日新聞が伝えています。
http://mainichi.jp/articles/20161209/ddl/k34/010/621000c?ck=1


しかし、議会としての真相究明は、県警の捜査を見守るとしておこなわれていません。
そもそも、私たちは、百条委員会の設置をもとめました。
市行政の問題を調査する特別委員会ですが、政務活動費は、市長が条例に基づいて議会会派へ支出するものですから、当然調査の対象になります。


また、議員の政務活動費は、議員の所属する会派に支給されます。
その使い方をチェックするのも、会派が行うということになっています。
その責任も免れないのではないでしょうか。