中央公民館でつどいを開催


午後からつどいを開催しました。
年金下げて、保険料は天引きされ、この上に消費税ですかとみなさん、ご立腹!

消費税に頼らず、社会保障充実と財政難打開の提言と広島市の新年度予算をスライドで報告しました。

病院へかかるのに財布の中身を心配しなくてはいけないのが、日本の常識です。
しかし、ヨーロッパなどの先進国では、無料が普通。
会計窓口では、かかった交通費を支払ってくれる国もあります。

そんな先進国並みの福祉を実現するために、大企業への減税はやめ、富裕税をもうける、税金の取り方も応能負担にして、使い方も無駄遣いをあらためること。
労働者や中小業者の家計をあたためる内需振興に転換して、経済も財政も立て直していくという2本柱の提言です。

新年度予算をスライドするのに調べたら、
広島市の土木費は、今年度16%ですが、1992年、4割を占めていました。

先日小沢元代表が、政治資金の取り扱いをめぐって、無罪とされましたが、多くの人が「なぜ」と首をかしげています
大型公共事業の発注に国会議員の「天の声」をつかい、見返りに献金と票をもらうというのが、自民党流の金権政治でした。小沢氏の自宅の通称「深山金庫」には、つねに億単位の現金がおいてあるそうです。それくらいあたりまえらしい。
自民党政治は、公共事業偏重の土建国家で、名ばかりの福祉国家でした。
社会保障は、家族福祉が中心でしたが、終身雇用の中、社宅制度や企業年金など企業内の福利事業で補われていました。
今、経済のグローバル化で、輸出大企業が、財界の中心を握り、国際競争力至上主義です。
社会保険料が惜しくて社会保障の切り捨て、法人税は高すぎるといって消費税だのみ。ついに、国や地方のありかたまで、国際競争力のためにかえられようとしています。
そうした中で、広島市の公立保育園の民間移管について「民間の活力をいかして公共サービスの効率化する」ことで、地域の活力を生み出すとしています。
保育園が産業と同列に扱われています。
格差と貧困を生み、自治体の仕事も変質させられるこの国のありようを福祉国家へと転換していく展望を大いに語りましょう。