オスプレイや基地への沖縄の怒りを目の当たりにしました


昨夜、厚生委員会視察から帰ってきました。
最終日は、那覇市民病院の独立行政法人化の問題や浦添市の健康づくりの視察を行いました。
浦添市役所では、オスプレイ反対の垂れ幕や住民集会のポスターが市庁舎に、掲げてありました。


昼食時に、普天間飛行場が見える浦添の遺跡に案内してもらいました。
タクシーの運転手さんは、午後の2時間の間に3回オスプレイを見たといわれていました。
長寿県沖縄というイメージでしたが、65歳未満の死亡率が全国一といいます。驚きました。若い人の肥満が大問題だそうです。
検診後のフォローや3キロ減量健康手帳の取り組みを行っているといいます。
公共交通機関の整備が、遅れ車社会であることを挙げられました。
また、ステーキ屋さんが、全国一多いことも要因の一つです。
米軍の駐留で米軍兵相手のこうした商売に頼らざるを得なかったためと思われます。
米軍駐留の知られざる被害の一面を知りました。

那覇市民病院。特定健診は、浦添市も無料だそうです。
平成20年から独法化。中期計画では、不採算部門を切り捨てないとしながら、財政当局からは、一般会計からの繰り入れの減額が、示されていると事務局は、頭を抱えていました。


多摩ニュータウン公団住宅の一部屋で、高齢者など住民の憩いの場を立ち上げたNPO法人
運営は、喫茶店の売り上げや寄付で賄っているそうです。
30年近く前の精神障害者の無認可作業所時代の苦労を思い起させます。
公助を後退させ、共助を強調しながら、市民の共同の取り組みも公的な支援が進んでいないなという感想を抱きました。

介護ロボット。ゲームをしたり、踊ったりします。
1台70万円。